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ソウルに詳しくなりたい

4/26 休み。デニーズで豪華ランチしたけどなんだか寂しくなった。やらなきゃいけないこと、やりたいこと。どんどん視界がblurになってきてるように感じる。千本ノック受けてるみたいな感じ。右往左往。ちょっと本読んで帰った。こういう時はこれ聴くぞ!みたいに決めるより、だれかのミックス聴いてるくらいが居心地よいし、新鮮味もあって楽しい。俺の知らないかっこいい曲がたくさんあるな〜と思い、レコードプレイヤー欲しくなった。

 帰ってからは友人とSkypeした。知らぬ間に友人が富山だったり広島だったりに行っていて驚く。銀行行かなきゃ。手続きとか式とかそういうのが永遠に苦手。

4/27  WORK。疲れた。ここで地方組はいなくなるらしく、お別れの挨拶とかやってた。1ヶ月という短期間も関係なく泣いてる子もいた。その迷いの無さが少し羨ましくて胃がキリキリと痛んだ。俺は友人ですらイラつくさ。前より、所信表明のスピーチのために前に出る人が増えた。意気揚々とそれぞれ、生活の歴史も交えながら語る。俺はしっかりしてない。常に迷いながらだ。その癖プライドは高いので強がって不真面目を突き通す。テストはまた最下位。皆は己が選んだ責任を知ってか知らずか背負っている。

 まあ、こんなもんでもいい気がするけどね。あんま悪いこと言いたくないからってだけで。つかヘラヘラしてないと都合悪いからやってるだけな気がする・・・。と思ったけど普通に全然やる気無いからだな。でも少なくとも平均以上のパフォーマンスを発揮してから言いたいな、これは。もうちょいとっておきます。仕事に関しても少し勉強しようと思います。他の人に迷惑かけたくないし、怒られたくないし。なんというか自分にも責任があるのだから、背負い過ぎない程度にはしたいっすね。落ちこぼれって外部の圧力が俺のアイデンティティーの邪魔をするので。

 ISSUGIとBUDAMUNKがビート作ってる番組見て、リラックスした。最近DAWの使い方も分かってきてビート作れそう。複数人で曲作るの、この前は上手くいかなかったけど出来そうな気がするので、誰かんちに行くか来てもらうかしたいね。いい感じに分担してさ、これも慣れだと思うよ。なんか俺が外出てる間でも、俺に関わる何かが進んでるといいな。

 最近、外部のリアクションを鏡に自分を作ってる気がする。元々そういうタイプなんだけど、もっとエゴだけになりたい願望が強い。

そーいえば

今日はMoebius and Plankの「Rastakraut Pasta」を聴いてぼんやりしながらデニーズへ。


moebius & plank ( rastakraut & pasta ) 1981

ノイ!とかの人なんだっけな 音響こだわりゆるゆるだけどジャーマンロックぽい頭いい感じのダブでへろ〜としながらデニーズへ。最近会社の行き帰りはヒップホップばかりで強迫観念に駆られて、その癖疲れてて眠って悔やむことが多かったので、こういうなにもしなくてもいい感じの音がありがたい最近。

skypeで関西に行った友人と会話。同じ環境で長い間過ごしてきたならではの様々な共感と発見があってよかった。し、こういうことは今からでも起こりうるからもっと人に対して実直になろうと思いました。

デニーズで、Ableton勉強してみたり、スタジオボイス読んだりしました。ドリンクバーになってから初来店だったけど、やっぱドリンクバーって余裕ないやつみたいで苦手だね。土曜でよくわからん高齢者で混んでた。

 今思い出したけど明日飲み会だ、shit まあ人とご飯を食べるものと思っていきます。

差し入れ

パーマかけてかっこよくなった。でっかいオレンジ色のBMWのポロシャツ買った。

俺のキャラクターが広がり始めている。悪い癖で、自分の中で勝手に文脈をすっとばしrてセルフサンプリング(SELF SAMPLING)してから口にしちゃうし、声が小さいし、何言ってるかわからない。直します。

 気合いが無いので忘れ物が多い。別にいいです。

バック・トゥ・ザ・フューチャー」見た。面白かった。

懇親会あった。やっぱり大人数の場は苦手ですね。こういう場面はもう慣れてきたので今更どうということはない。し、なんなら今までより人と話せるようになってきた。今、思い出したけど明日飲み会だ・・・だるい。

時々出かけたりしているけど、やはりペースが落ちてきている。いろいろ見て頑張ってます。

「コーチジャケット」を買った人はお洒落

忘れていたがこの前ひどい目に遭った。黒人に囲まれて100$とられた以来の暴力である。忘れていたんだけど・・・痛んだけど・・・なんかそういうことがあってもあっという間に日は過ぎていきますね。成長か多忙(?)のせいかは分からないけれど

泊まり込みwork以降

休日:小野と逗子プール行って寿司食べて飲んだ。気持ちよかった。イライラの表明とかではないんだけど、すぐ無口になったりムスッとしたりしてご機嫌斜めになってるのがバレやすいので気をつけないと。

初日:山場を超えたせいでやる気が出ず、ヘラヘラ。急に仕事で疲れて風呂にも入らず寝た。ちょっとLow入ってることを実感。

2:風呂に入らず寝た現象で、早く起きる。いつもと違う地下の会場のせいか閉塞感で息が詰まった。実際には分からずとも高さとかって影響するんでしょうか?グループ内スピーチでMVPを決め、発表してもらうというワークだった。1回目はいつも通りヘラヘラしたら選ばれなかった。選ばれなかった、というか選ばれる気もなかったのだが。なぜかそれが異常に悔しくなり、何が選ばれるかを考え、その通り実行したことで、次の時は選ばれた。だからなんだ、と自分でも思ったが、ここで言いたいのは「異常に悔しくなった」ことだ。イライラしたり、悔しがったり、大声を出したりするのがダサく思える、と未だにそんなことを言ってるのかと自分でもびっくりするほどのナルシズムを抱えているのだが、思えば結構我慢強い方で結構頻繁に悔しくなってた経験があった気がする。だが、同時にどうでもよいという気持ちも抱えている。それだけです。あとこういう能力は(何が選ばれるかを考え、その通り実行したことで~、)結構高かった気もします。友達に久々に会った。友達も友達が泊まり経て出来たらしく、前より元気で可愛かった。

 やはり疲れたのであえて直帰。

3:作法やらなんやらで興味0。やり過ごす。やっぱやる気でない。緊張も無くなり、飽きてしまった。あえて直帰戦法も使ったのでほにゃららへ。機嫌直して帰りますた。これの魅力に関しては本当に筆舌に尽くし難い。なんとなく机にあったのでカフカの変身を小学生以来再読した。なんとなく今読むと、当時あまり評価されなかったのも分かる気もする。稚拙さが目立つというか。

 う〜む疲れてる。早く休みに入って欲しい。いつまでも同じ駅で同じビルのルーティンに退屈しきっている。どこか違う店にでも入ってみようか。家に帰ってもすぐ寝てしまう。

もう4月か

思い出せる限り書いていく。

3月末日:17時起床。5000のライブを見に下北沢へ。5000は毎回すごい。座ってみていたけどいてもいられず立ち上がった。おしゃべりしつつ・・・ぼーっとしてた。なんかあんまり人とわいわいやる気分ではなかったような。植田と帰っていたが、電車遅延でまさしく地獄絵図と化していた。学生最終日にして、社会の洗礼を浴びる。ゲロぶっかけられてる女の人がいた。幸い、満員電車というものがそんなに苦ではない。温泉みたいなもんかなと思っている。終電を逃し、親に来てもらう。疲れた1日だ。

4月1日:徹夜で==式。ベルトしてないわ寝癖やばいからトイレの洗面台で水ワックスやらでひどい。学生ではなく云々やら書類にサインしたり、配られたりでいやな気持ち。「よっ!日本一!」〜〜〜会では、トイレに籠ると女子トイレの声が聞こえることがわかりそこに鎮座していた。眠いのですぐ帰る。明日休みだと思ってたら普通にあった。父親とすれ違ったが気付かないふりをした。

4月2日:特に感想無し。

4月3日:この年にもなって人ごみだらけの朝の駅で待ち合わせる集団に失笑。俺は肩で風きり歩くのよ。俺のよくない逆張り、というかただの緊張から昼に一人だけ富士そばへ。とはいえ人と話す機会も増えだいぶ慣れてきた。勘ぐってるのかわからないけれど、俺への安いアドバイスとか励ましとかを聞かせられると、俺をネガティブにしたいんじゃないかと疑ってしまう。今がそういう時期とかじゃなくて前から。

4月4日:いつも通り。(朝カフェ・昼富士そば) 帰りにムーンライト見た。こういう時間さえあればそれほど苦ではない。

タイトルバックで流れる音楽は、Boris Gardinerの「Every Nigga Is A Star」。今ならKendrick Lamarの黒人としての自分を再度アイデンティファイし直すストラグルが圧倒的な完成度で描写されたアルバム「To Pimp A Butterfly」の1曲目のイントロのサンプリング元 と言った方が分かりやすいかもしれない。
そのいささか説明的すぎる演出は少し苦手だった。後半40分まではあまり乗りきれなかった。「スラム街の黒人」(ドラッグディーラー・ドラッグ中毒…etc.)というコード化・キャラクターに人物が飲まれてしまっているように思えた。「不良だけど実はいいやつ」みたいな… それを越える細やかな心情の動き(内面描写)だったりシチュエーションの細かさだったりが演出するリアリティーには欠けるように思えたけれど、ゲットーでもない極東の島国の住人では口を出せないような気もする…でも口を出さないのも違う気もする…
ポリティカルに寄りすぎた作品って本来の芸術の役割と食い違うようで基本苦手で、でも本国だとそのくらい声高に主張しなければいけない現状もあるだろうから難しいですね。(後述していますが、これはそれメインの作品ではないです)
そんなこんなで後半まで乗りきれなかったと言ったけれど主人公の視点とカメラを完全に合わせるような周りの焦点がボヤけて動きまくる演出、タイトル通りの照明・ビビッドカラー、音響、夢の映像は面白かった。(それもオディアールのそれの方が優れてる気がしたけど)
そんな乗りきれなかったところで、後半40分のあまりにも普遍的で当たり前のロマンスがそれ故に強い輝きを持った。最後の部屋での会話なんてもう10年後に当たり前にしてそうだな~と感慨深くなった。(会社の研修終わりに行きました)黒人も白人も女性も男性も関係なく、ただ2人が惹かれ合った だけの こと。それがいかに美しいことか。
マクロな視点から、一気に2人だけのミクロな誰も知ることのないロマンスへのダイナミックな移行。その意味では前半の流れはやはり必要だったと思う。イージー過ぎたけれど。章ごとに分けてショートカットされてるのも尺の問題とかあったのかな、だとしたら惜しい。各々の章の間が気になります。
外の人はゲイだとか黒人だとか、そういう政治性をこの作品に結びつけるかもしれないし、この作品はそれにおもねった部分もあると思う。が、そういったことは本来どうでもよく、皆が当たり前のように恋をする。そのエモーションが、この映画を特別たらしめている。
海とかジュークボックスとか使い古されたはずのアイテムがなんでこんな甘美に、新鮮に響くんだろう。/

と書いてる。確かに。フラジャイルなロマンスで、個人的には見る時選ぶだろ〜なと思ったけどタイミング的にはすごいよくて、いろんな映像がフラッシュバックして染み込んだ。恋。

4/5:ちょっとルーティン化して、ガタが来ている気がして昼食に高めの洋食屋に行くという創意工夫を凝らす。

4/6:サイゼでワイン。

4/7:サイゼでワイン? リチャード・リンクレイターの「バッド・チューニング」見た。当たり前に安い付き合いだったり意味があるようで無いような話してて泣ける。

4/8~12:ほにゃらら 

会話を録音したりした。これを経てだいぶ距離が縮まってよかった。さしたる興味もないのだが。ギャグギガーとしての俺の本質が発揮されている。深夜に一人でアイス食べて、缶コーヒー飲んで音楽聴いてタバコ吸う時間は気持ちがいい。多くの人にとってのストロングゼロが自分にとってはセブンティーンアイスである。小学生の頃、セブンティーンアイスはプールという拷問の後に毎回友人と食べており、そこで恐らく私は「チル」していたのだろう。今回はそういう記憶が喚起された。深夜に女の子と2人、喫煙所で身の上話をする機会があり、その場で一度切腹をさせてもらった。初日はファシズムじみてたし、あからさまな作り笑顔は恐怖そのものでしかなくて笑えた。無責任すぎて、チーム全体が出来ないとやばい感じの課題もあったが、俺を残してみなが出来、俺は当然ミスをし、女性達が泣くということもあった。この状況でも笑いこらえるのに必死だったから根本的にどこか飛んでるのではとさすがに怖くなったがまあいいかと数秒後には。にしても普通にしているだけでみんなが笑うのは不思議だ。本当に。それでいいならいいけれど。俺本来の扱い方としてはすごい適当(ただしい)な気がする。苛酷と言われていたわりに自分のアティチュードがそれなりに通用した経験に安堵。

4/13 14 昼びーる

 

4/15 慣れた マイケル・マンの「ヒート」見た。軽薄なクールさが溜まらない。こういうのが好きすぎる。

4/16 仕事してからKohhのライブへ。元バイト先の人と偶然!Kohhは生で動いててやばかった.com Kohhを聴いて生き方が本当に変わったのでリアリティーが強化されてよかった。

もう3月も終わりか

風邪引いた! 風邪薬飲んでるせいで、時間感覚が曖昧になったり、急にハイになったり、急に寝たりしてる。ずっとぼーっとしてて楽しい。

 

 卒業式行った。式自体は行かないで証書もらいに行っただけど。ゼミの人と割りと普段通りに話せてあがった。最近、人と話すの慣れてきたかもしれない。大学1年のとき、トラウマ作りすぎたし周りの友人にそういう人が多いせいもあったかも。

 中高の友人と呑む機会があって、他者から見る自分が推測しやすかったのもたぶん影響した。 俺の本質はギャグギガーなのに、かっこつけすぎて誰でも出来る突っ込み役なるものに回ってた!

そういえば心理テストによると俺は「擁護者」で、占星術によると前世は海賊のキャプテンらしいです。実は俺は占いとか心理テストが大好き。

 

証明書もらいに恐らく最後のキャンパスに行って一人でいろいろまわった。夢とか思い出には善も悪も無くて居心地がいい。音が鳴らせれる時点で希望になってしまうように。

 

 彼は知的欲求の色気に魅了されていた。週5日分×4=の月給を当初、彼は今まで買えなかった洋服や、友人・友人でもない人との付き合いの酒の席に消費してきた。が、2年を経た今、金で買えると分かった瞬間に購入画面のタブを閉じるようになった。五臓六腑無数のニューロンが指令を記憶していた。「なんて商売だなんて商売だ」・・・ふて寝。あらゆる資源は配達され、ダンボールを開いた瞬間に密閉された空気と共にその蠱惑的質感・光沢・芳香は逃げていった。18000円の英字がプリントされたパーカーがこちらを見つめる。

 彼はサラリーマンであり、経済に担保され、加担する身ではあったがそれに関しては割り切っていた。そうでもしないと自身が生きられない身であることは理解しているつもりだった。彼は何より寝ることが好きだったし、寒さ・暑さを何よりも嫌っていた。冷めた弁当を食べると吐いてしまうし、埃に敏感でアレルギーも多い。しかし、彼は風俗と賭け事だけは好きだった。そのどちらも自身に無関心であったからである。権威や階級・体制の仕組みに根ざしたものではない彼のvoidは、文章化もされず、大きな声を張り上げながら官邸前のデモに参加するなどという政治への怒りもなく、故にvoidであった。我思う故にvoidあり。デカルトの「我思う故に、我あり」も彼にとっってはレトリックのギミック以外の何者でもなかった。

 とにかく、経済のプレイヤーであることに退屈し、彼はそれらとは離れた地点にある「知性」を求めたのだ。とりあえず聞いたことのある名前の本を読んでみた。読了した時、彼は本の内容を何も覚えていないことに愕然とした。メモをとりながら再読する事にした。10ヶ月を要した。途中で何度もデリバリーヘルスを頼み、セックスをしながらメモをとったため読めない箇所が何個もあった。それらは涙でさらにぐしゃぐしゃに濡れ、インクは滲み、見えなくなった。映画・音楽にしても同様であった。泣けそうなポイントが訪れたと察知しては用意していた包丁でタマネギをみじん切りにした。みじん切りに集中するあまり、映画・音楽の内容は頭には入ってこず、彼は何度も繰り返し再生し、その結果ハードディスクはぶんぶんと唸り、熱を増し、飴色のタマネギ炒めが皿の上に。彼はそれに醤油をかけ、白飯に乗せて食べることが趣味となってしまった。1週間後には彼もその味に飽き、キムチ・納豆・ネギ、、、様々な具材のアレンジを試みてきたが2ヶ月後、10錠のバファリンを砕いたものと混ぜ合わせ、食してしまい、彼は病院へ搬送され、その趣味も止めた。

 彼は病床にて今後、どのようにするべきか考えた。灰皿はたまっていった。全てに飽き飽きしていた。淡白な病院食、一面の白い壁も最初は新鮮だったが、天井に染みを見つけたから興が醒めた。

 旅行に行こう。

 思い立った。「旅行」という概念に彼は懐疑的であった。場所の移動がなにをもたらすというのか。会社の人間はよく有給でどこそこに行ったなどと話していたが全く魅力的には思えなかった。3日違う所に行ってなにを持ち帰れるというのか。コストパフォーマンス、というものに彼は常に細心の注意を払い、飲み会の席に顔を出す事も少なく、それゆえに友人も少なかった。

 幸い、会社からは長期の休養が言い渡され、貯金もそれなりにあった。行き場所を考えようと思ったが特に当ても無くなぜかロシアになった。

 ロシア出航の前日に彼は倦怠に襲われたがなんとか力を振り絞り羽田まで足を運び、そしてロシアへ行った。

 ロシアは寒かった。なんとなくの安宿を決めて凍えながら街角を歩いた。やがて雪が降ると、彼はしばらく淀んだ空色を仰いだ。冷え冷えとしたロシアの空気は自分に合っているようにも思えた。それなりの憧れからウォッカを嗜み、体の奥がじんじんと暖まってからのことだった。あらゆる音を雪はすぐに飲み込んだ。自分しかこの地球上にいないように思えた。

 2日経って彼は帰国した。ロシアでの経験をしたためたエッセイを書こうと原稿用紙に向き合ってみたがまた、飽きが来てタバコを吸っては時は過ぎていった。くしゃくしゃになった原稿用紙に、煙を吐きながら目をみやりなんとなく手に取った。おもむろにそれを手で破る。ばぁりしゅあばぁりしゅあ。音が部屋に、タバコの煙と共に充満した。はらはらと落ちていく紙の破片は、ロシアの雪を想起させた。彼はずっとその作業をしていたが疲れてやがて眠った。起きると部屋の床は紙の破片でいっぱいになりフローリングの焦げた茶色の出番は無くなっていた。やはり、ロシアのようで彼は少し満足した。