明日は箱根に同期と行く。1ヶ月前からまあいい機会かと思っていたが、日が近づくたびに面倒になる。予定が決められているというのは本当に苦手で、当日になっても出かける寸前で嫌になることは多々ある。こういう約束とか予定とかを普通に気にはしつつもバッファリング無しで出来る人を 真面目 と言えるのではなかろうか。

 この観点で言うと、自身の周りの人も不真面目な人は多く、そのせいで何も進まない、達成しないことは往々にある。そういう破れた約束が灰皿に積まれているのである。一仕事した後のタバコとなにも出来ず煙を出す道具に成り下がったタバコの味は全く違う。

 こうした時に必要なのは、個人個人が予定を超速で変え続けて10秒後の自身に合わせていく作業ではなかろうか、、、それで行くとなにもし続けないということになりはしないかという意見もあがるだろうが、いや私、我々の不真面目さはそうしたニヒリズムとは手を組まないのである。なにもし続けないのも退屈、という論理的思考!!!

 閑話休題。まあ面倒になってきたわけだ。かといって1人でどこか行くのすら元々面倒なので(最近は横浜ですら)誰かに誘われでもしなきゃ旅行なんて行けないので、いい人生経験だと思うのだった。未だに誘われた旅行を人生経験だとか言って消化しようとしてるのも良くないなと思いつつ、、、

 言われたことをパフォーマンス下げつつ実行する不真面目な人がいて、言われたことをするのが苦痛過ぎて本当にやらないかやったように見せかける不真面目な人がいる。

 後者が私だ。特に自分はそういう性格で、昔から嘘をついたり誤魔化しに全身全霊をかけて工夫することが多々あった。とにかく不都合な、面倒なことが嫌いなので、言わなくてもいい嘘が勝手に口をついて出てきて逆にそれで面倒になることも多い。

 この前、社用車を破壊したのだが、普通の人は面倒くさがりながらもちゃんと電話で演技だろうが緊張したフリをしてあの上司に事実を伝えると思う。が、私はと言えば汗を流し、あの平凡な街にそぐわない暴力的な音を火花のように散らし、スーツが想定しない四つん這いになりながら、サイドミラーの嵌め込みを試みた。タバコを4本吸った。

 まあこの例は自分が悪いのだが、会社の営業というのは自分にとって真にどうでもいいと思えることにかなり気を払っていて白ける。そして、そのどうでもいいと思えるようなことをちゃんとやることが確かにチームにおいて一つのマナーとして団結と目的意識の確認につながり経済が回っているのだった。回転する経済に俺は触れる。ジッ、と死に際のセミの鳴き声のような音が破裂する。俺の指に赤い一筋、そして熱。